仕事に対するスタンスの変化

働き出して間もない頃



大学を卒業して新卒で入った会社で頑張ってました。

始業時刻の30分前には出社して、仕事で必要なスキルの勉強。

就労中は集中して仕事をこなし、あまり休憩を取らずに定時まで頑張る。

定時に終わらなかった分は30分程度の残業なら申告せず。

繁忙期には終電まで残業。ただし、月に80時間までしか申告できない。

そんな日々をループしてました。

これだけ必死に仕事をこなしたのは、お金に対する危機感があったからです。

なぜなら、入社した年にリーマンショックが発生!その後、雇用状況が一変しました。
今のホワイト(風味)な仕事を失ったら、ブラック(確定)な仕事にしか就けない・・・。
そんな風に感じたと記憶してます。

適正がまったく無い仕事をこなし、メンタルはボロボロの状態でしたが、気合で7年近く勤めました。

20代後半になる頃には限界が来てしまい、逃げる様に退職したのを覚えています。
逃げる決断ができたのは貯金が1500万円程あったからです。
これだけあれば直ぐには死なないだろう・・・。と。

ある程度資産を築いた後


仕事を辞めた後に1500万円の価値について考えました。
高配当の株に投資すれば、税引き後に4%近くにはなる。
そうすると年間60万円を得られるなと。

仮にアルバイトをして年間に60万円稼げば、配当金を合わせて120万円となる。
丁度その頃、年間100万円で楽しく生活する術みたいな本を読んでいたので、節約を頑張れば一生懸命働かなくても何とかなるのでは?と思いました。

前職のダメージでメンタルがボロボロの状態でしたが、無職でいるのにも飽きてきたので、試しに工場で軽作業をしてみることにしました。

確かに肉体的にはキツイですが、工場は適当に作業をしてお金が貰えるチョロイ世界でした。
話の分かる上司に「何でこんな事でお金が貰えるのかが不思議です。」と言った事もあります。^^;

工場での仕事の楽さを覚えてしまった後は、それはもう適当に仕事に取り掛かっています。(・∀・)
工場での仕事は無数にあるので、ダルくなったら次行けばいいやという感じに・・・。

ある程度資産を築いた後は、仕事のスタンスが「一生懸命やる」から「適当にやる」に変化しました。

今後も配当金が増える毎に適当度が上がって行き、ゆくゆくは仕事のスタンスが「暇潰しにやる」に変わるのでは?と期待しています。

仕事で消耗しても得られるものは、その職場限定の地位とちょっと割増なお金だけです。
それらが本当に必要なのか考えて欲しいと思います。

ではまた。



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